計算する
2120-8表の基準は受電電力(契約電力)です。表に力率の前提はなく、既定値は置いていません。
契約電力に相当する受電側の電流(高圧側)。
利用者が入力します(80%なら0.8)。
三相3線式として換算します。
入れると、整定範囲の二次側電流も表示します。
計算式
- 出典:高圧受電設備規程
(JEAC 8011-2025) 2120-8表 「高圧受電設備の 受電点過電流継電器整定例」。 限時要素は 受電電力 (契約電力)の 110%〜150%、 瞬時要素は 500%〜1,500%。 限時要素の 動作時間は 電流整定値の 2,000%入力時1秒以下。 - 契約電力から
換算するときの 基準電流 I = P ÷ (√3 × V × 力率)。 P:契約電力 〔kW〕×1,000、 V:線間電圧 〔V〕。 - 電流整定の
範囲 = I × 110〜150% (限時)、 I × 500〜1,500% (瞬時)。 - 二次側の
電流 = 一次側の 電流 ÷ 変流比 (CT一次電流 ÷ CT二次電流)。
使うときの注意
- これは【解説】の整定例で、規定そのものではありません。
- 整定は、一般送配電事業者の過電流継電器と動作協調の取れる値とする趣旨です(2120-8表 備考1)。変圧器の励磁突入電流や電動機の始動電流で動作しないようにします(備考2)。
- 変動の大きい負荷がある場合は、一般送配電事業者との協議で動作電流整定値を決めます(備考3)。
- 配電用変電所の過電流継電器との動作協調(2120-3)を確認してください。CB形では、需要家の遮断器は3又は5サイクルのものを使います。本ツールは協調の計算をしません。
- CTのタップの選び方(どの値に丸めるか)は、出典がないため示していません。二次側の電流は範囲の換算値です。
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