計算する
単相3線式は、負荷が平衡(中性線に電流が流れない)として、外側線間の電圧で計算します。
三相3線式・単相3線式は線間電圧(例:200V)。単相2線式は線間の電圧です。
力率は小数で入力します(80%なら0.8)。
計算式
- 単相
(2線式、 および平衡負荷の 3線式):有効電力 P 〔W〕 = 電圧V 〔V〕 × 電流I 〔A〕 × 力率cosθ - 三相3線式:有効電力 P
〔W〕 = √3 × 線間電圧V 〔V〕 × 線電流I 〔A〕 × 力率cosθ - 皮相電力 S
〔VA〕 = V × I (単相)、 S = √3 × V × I (三相)。 P = S × cosθ - 無効電力 Q = √(S² − P²)
- 電流を
求めるときは、 上の 式を I について解きます。 単相:I = P ÷ (V × cosθ)、 三相:I = P ÷ (√3 × V × cosθ)。 kVAからの 場合は cosθ の 代わりに 1を 使います。 - いずれも
交流回路の 電力 に 関する 基本式で、 特定の 規格の 数値表は 使っていません。
考え方
考え方と根拠を開く
- 三相の電圧は線間電圧を使います。相電圧(線間電圧 ÷ √3)を入れる場合は、√3 を掛けずに単相3回分として計算するため、式を取り違えないでください。
- 単相3線式は平衡負荷が前提です。外側の2線と中性線の負荷が不平衡だと、各線の電流が異なり、本ツールの値と一致しません。不平衡の影響は、各線の電流を個別に確認してください。
- 力率は負荷によって決まります。機器の銘板や測定値で確認してください。不明なときの仮定値は、検討の目的に応じて利用者が決めます。
- 電圧は一定と仮定しています。実際は、配線の電圧降下や系統の電圧変動で変わります。電圧降下は電圧降下・電圧上昇計算で確認できます。
- 求めた電流から電線を選ぶときは、許容電流の補正や電圧降下も併せて検討します(ケーブルサイズ・配管サイズ選定)。
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