計算する
一覧にない製品は「その他」で外径を直接入力してください。外径は製品資料の値を優先してください。
同じ外径のケーブルをまとめて入れる前提です。
同じケーブルを何本まとめて管に入れるかです。例:三相3線を単心3本で配線するなら3、トリプレックス1本でまとめるなら1。
FEP管・PF管の呼び径は内径を表します。HIVE管は呼び径ごとの内径で計算します。
計算式
- 占有率〔%〕 = ケーブル断面積の合計 ÷ 管内断面積 × 100 = n × (d ÷ D)² × 100。d:ケーブル仕上がり外径、D:管内径、n:同じ外径のケーブルの本数。
- 必要な管内径 D ≧ d × √(n ÷ 占有率)。占有率は32%なら0.32、48%なら0.48。
- 収容本数 n ≦ 占有率 × (D ÷ d)²。小数点以下は切り捨て。
- 1.5倍ルール:管内径 ≧ 外接円径 × 1.5。外接円径は円の最密配置に基づく係数で、1本のとき d、2本 2.000d、3本 2.155d、4本 2.414d、5本 2.701d、6本・7本 3.000d。8本以上は係数がないため、占有率のみ判定します。
- 占有率の目安:内線規程 3110-5(金属管)・3115-4(合成樹脂管)の占有率(いずれも勧告)を、ケーブルにも当てはめたもの。48%:同一太さで、屈曲が少なく引き入れ・引き替えが容易な場合。32%:異なる太さの電線を収める場合。条件が分からなければ32%で確認します。
- 電線10本以下は3110-2〜4表で選ぶ決まりです。電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正)第159条に占積率の数値規定はありません。
考え方
出典:内線規程(JEAC 8001-2022)3110-5・3115-4(勧告)、電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正)第159条、JIS C 8411(2019)・JIS C 8430(2019)・JIS C 3605(2022)。
考え方と根拠を開く
- 占有率は、管の断面のうちケーブルが占める割合です。外径が2倍なら断面積は4倍になります。
- 収容本数は、占有率の上限から逆算し、端数を切り捨てます。例:外径20mmのケーブルをFEP 65(内径65mm)に入れる場合、32%は 0.32 × (65 ÷ 20)² = 3.38 で3本、48%は 0.48 × (65 ÷ 20)² = 5.07 で5本まで。
- 本数は、管に入れるケーブルの本数です。単心3本なら3、トリプレックス(CVT)1本なら1。芯数は使いません(
仕上がり外径に全芯分が入っているため)。 - 外径の違うケーブルを混ぜる場合:本ツールは同じ外径の本数で計算します。混ぜるときは、各断面積(π × d² ÷ 4)の合計を管内断面積と比べてください。
- 地中埋設では、1.5倍ルールも確認し、占有率32%と1.5倍ルールの大きい方を採ります。古河電気工業は、
地中埋設用ケーブル保護管エフレックスの製品ページで、 収める電力ケーブルの仕上がり外径の約1.5倍(2条以上は外接円径の約1.5倍)の内径を選ぶよう案内しています(断面積の比率ではありません)。引き入れ張力とプーリングアイの寸法から、地中管路ではこちらが実質的な下限になることが多くあります。 - FEP管(波付硬質合成樹脂管):呼び径30・40・50・65・80・100・125・150・200は内径です。
- PF管(合成樹脂製可とう電線管、JIS C 8411・2019年版):呼び径がそのまま内径です。自己消火性がありますが、周囲温度60℃以上の場所や、爆燃性粉じん・可燃性ガスのある場所では使えません。
- HIVE管(耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管、VE管と同じJIS C 8430・2019年版):内径は、呼び径14で約15mm、16で約19mm、22で約25mm、28で約31mm、36で約39mm、42で約51mm、54で約63mm、70で約75mm。メーカーによってミリ単位の差があるため、最終確認は製品資料でお願いします。
- CD管・薄鋼電線管・厚鋼電線管は、規格上の内径を確認できていないため、管内径の直接入力としています。
- ケーブルの外径:一覧の
仕上がり外径は、600V CV(単心)がJIS C 3605(2022)相当のカタログ値、PV-CQ・PV-CQD(直流)がタツタ電線のカタログ値です。デュアル(2心)とトリプレックス(CVT)は主要メーカーのカタログに基づく概算代表値で、メーカーにより1mm前後の差があります。実際の外径は製品資料で確認してください。
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